- 1『東北の文学秋田の文学 道奥古典ノート』
井上隆明 著/秋田文化出版 発行 2001.3
著者のこれまでの論考から、東北と秋田について書いたものをまとめています。とかく鄙のイメージが強い北日本ですが、これを読むと、昔は決してそうではなく、むしろ芸術や文化の面で高いレベルにあったということがわかります。
- 2『日本一心のこもった恋文7 あの時、書けなかった想い』
秋田県二ツ井町 編/マガジンハウス 発行 2001.2
おなじみの恋文シリーズ第7弾です。毎回、性別も年齢も職業も多種多様な方々が、それぞれの立場で恋文を書いています。今回は14歳の中学生が書いた作品が大賞だったということです。読むと初恋の頃のことを思い出すかもしれません・・・。
- 3『風にのせて伝えよう』 長谷部みどり 著/無明舎出版 発行 2001.2
著者がこれまで書きためてきたエッセーと短歌をまとめた一冊です。著者の長谷部さんは難病と闘いながらパソコンで少しずつ執筆し続け、その作品は地元紙や上記の「日本一心のこもった恋文7」にも掲載されています。常に前向きで、家族や周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れないその姿勢に心をうたれます。
- 4『赤川菊村 文化史の道』
赤川菊村著作刊行会 編/秋田文化出版 発行 2001.1
新聞記者として、また民俗学や郷土史の研究家として活躍した赤川菊村の著作集です。第1部は翻刻編で県内外の新聞に寄稿した随筆等をまとめています。第2部はこれまで未発表であったとされる秋田文化史新稿で、「藤木村大保老船頭高橋市蔵聴書」など貴重な資料が収録されています。第3部は解題・資料編となっていて、菊村という人とその業績がわかります。
- 5『写真集 院内銀山』 渡部和男 著/発行 2001.2
著者がこれまでの調査の中で撮り続けてきた、院内銀山跡の写真をまとめました。明治・大正時代の銀山の様子と現在の風景を対比させたり、古い石碑や墓碑を写した興味深い写真ばかりです。巻末に院内銀山史年表があります。
*著者のこれまでの著作
「院内銀山記」(1992)、「羽州雄勝郡院内銀山記」(1994)、「院内銀山史研究」(1996)、「院内銀山歴史散歩」(1998)
- 6『写真集 土恋いのうた』 大野源二郎 著/秋田魁新報社 発行 2001.2
昭和30年〜40年代の県南地方の農民と農村の姿を叙情豊かにとらえた写真集です。特に「農婦誕生」という作品では、農家の娘が花嫁衣装を脱ぎ、農婦として成長していく姿がとらえられていて印象的です。子どものいきいきした姿を写した作品も多く、きっと懐かしく思う方も多いでしょう。
- 7『二十一世紀の始動 森林は人間と国土を守り続ける』
秋田県林業協会 編集/発行 2001.1
秋田県林業協会五十周年記念誌です。林業協会の歴史がわかるとともに、秋田県の林野公共事業の概略についても触れられています。資料編には、土地と森林、治山、林道、保安林の統計資料が掲載されています。
- 8『消防防災年報 平成12年版』
秋田県生活環境文化部消防防災課 編/秋田県 発行2000.12
秋田県における火災、自然災害、救急、救助等の統計や、消防防災体制の現状についてまとめた資料です。
*秋田県の災害史なら・・・
「秋田県災害年表」(秋田県生活環境部消防防災課、1990)
- 9『あきた滝300』 佐藤俊正 著・写真/秋田魁新報社 発行 2000.11
県内の主な滝を、写真、解説、地図とともに紹介した資料です。アプローチや難易度の情報もあり、滝めぐりガイドとしても使えますが、四季折々の滝の表情を写す写真集としても楽しめます。見ているだけでマイナスイオンの効果がありそうです。
- 10『秋田の彫刻』 秋田県彫刻連盟 編/発行 2000.11
秋田県内の現代野外彫刻約190点をカラー写真に収めています。作品名、作者名、制作年、材質などの他に、彫刻の設置場所を示した地図もあります。彫刻連盟の方のお話では、これまでにこういった資料は作られていなかった、とのことです。
- 11『秋田のことば』 秋田県教育委員会 編/無明舎出版 発行 2000.10
秋田弁解説本の決定版とも言える辞典が完成しました。本編は概要編、語彙編、言語地図からなり、索引も方言・標準語の両方から引けるように工夫されています。解説が詳しく、コラムも充実しているので、読み物としても楽しむことができます。また、県教委ではこれをCD−ROM化する予定で、秋田のことばを後世に残そうとする取り組みが行われています。
* 関連資料 「秋田方言」(秋田県学務部学務課編、秋田県発行、1929.11)
- 12『環境白書 平成12年版』 秋田県生活環境文化部 編/発行 2000.12
秋田県における環境の現状と施策についてとりまとめた資料です。資料編には大気測定や水質測定等のデータの他、秋田県に関するあらゆる環境データが掲載されています。なお、秋田県では今年度中にISO14001を取得する予定です。
* 県のISO14001認証取得に関する情報
http://www.pref.akita.jp/kankyoho/ISO14001/ISOTop.html
- 13『いなかわのむかしっこ』
佐藤公二郎 著・阿部一人 絵/稲川町 発行 2000.11
稲川町広報に掲載されたものを一冊にまとめています。昔話だけでなく、伝説や史跡の解説など話題は多岐にわたり、稲川町の民俗誌ともいえる資料です。挿絵も味があって楽しめます。巻末の年表で、稲川町の歴史を知ることもできます。
- 14『寒流創刊50周年記念 合同歌集』 寒流社 発行 2000.12
昭和25年創刊された短歌雑誌「寒流」が、昨年創刊50周年を迎え、これを記念して会員の合同歌集を発行しました。文字が大きく、どなたでも読みやすいように作られています。なお、県立図書館では雑誌「寒流」も創刊号から所蔵しております。
- 15『平成11年 秋田県漁業の動き』
東北農政局秋田統計情報事務所 編/発行 2000.12
秋田県における漁業生産や水産物流通、漁業経済の動向についてまとめた資料です。表やグラフなどで秋田県の漁業の現状がわかりやすく解説されています。いまや高級魚と呼ばれる”ハタハタ”の漁獲高もこれを見ればわかります。
- 16『秋田県勢要覧 平成12年版』
秋田県企画振興部統計課 編/秋田県統計協会 発行 2000.12
人口や産業、経済等これを見れば秋田県の最新データがわかる一冊です。県勢編、市町村勢編、都道府県勢編に分かれていて、地域の統計から全国の統計まで相対的に調べることができます。また「社会生活統計指標」により、秋田県の数字が全国でどのくらいの順位にいるのかもわかります。図書館職員の調べ物にも必需品の一冊です。