- 1『院内銀山の日々 「門屋養安日記」の世界』
茶谷十六 著/秋田魁新報社 発行 2001.8
秋田魁新報に約2年間、200回にわたって連載したものを一冊にまとめました。江戸時代の院内銀山お抱え医師だった門屋養安が35年書き続けた日記を、テーマごとにわかりやすく解説してあります。銀山での生活、年中行事、人々を困らせた病気等、江戸時代の銀山町に暮らす人々の様子がわかります。「門屋養安日記」の最適なガイドと言えるでしょう。
- 2『目で見る大曲・仙北の100年』
富木耐一 監修/郷土出版社 発行 2001.8
明治から平成までの秋田県大曲市と仙北郡のあゆみを、写真を中心に紹介した一冊です。文明開化の波を受け、ハイカラな洋装姿で記念写真に収まる人や、六郷地震や強首地震で被害を受けた町の様子を写した生々しい写真等、古く貴重なものも掲載されています。その他にも、町や農村の様子を写した写真が多く、その時代の風俗がわかります。
- 3『勝平得之作品集 版画[秋田の四季]』
勝平新一 編集/秋田文化出版 発行 2001.8
今年は勝平得之没後30年という節目です。それを記念して、勝平得之の作品の中から、秋田に関わるものを季節ごとにまとめた版画集が出版されました。秋田の風俗や年中行事が力強い線と鮮やかな色づかいで描かれ、当時の人々の生活がわかる民俗誌とも言えます。また、今回の作品集は、コンパクトな形(19×27cm)で発行され、より親しみやすい一冊に仕上がっています。
*関連図書・・・「勝平得之初期作品集」(叢園社、1972)「勝平得之全版画集 雪国の民俗」(講談社、1975)「勝平得之木版画集 雪国の風俗」(河北新報社、1968)「勝平得之全作品集」(秋田文化出版、1992) 他。
- 4『旅籠屋の宿帳』 榎本いさお 著/イズミヤ出版 発行 2001.7
羽後町西馬音内で旅館を経営する著者がこれまで書いてきた作品をまとめた一冊です。著者は多くの文化人と交流があり、第一部では藤原審爾、井伏鱒二、色川武大、中野重治等とのエピソードが語られています。第二部では自身の生い立ちや盛んに政治活動をしていた頃のことが書かれています。
- 5『秋田なんでも知り隊』
読売新聞秋田支局 編/無明舎出版 発行 2001.7
読売新聞秋田版で連載されたコーナーから60項目を選んで一冊の本にまとめました。地元秋田に住む私たちでさえ知らないことや、日頃不思議に思っていることについて調査しています。例えば、「なべっこ」の由来、南秋田郡は秋田市より北にあるのになぜ南秋田?、ポートタワーセリオンの窓拭きの苦労について、等々。秋田に住む人も秋田に転入してきた人も、これを読めば秋田についての蘊蓄(うんちく)が語れるようになること間違いなしです。
- 6『秋田の野菜と花の病害虫』 農業秋田友の会 著/発行 2001.6
雑誌「農業秋田」に連載されたものを一冊にまとめました。本編は、カラーグラフで病害虫の写真を、解説で駆除法について書いています。また農薬による防除の仕方も解説されており、一冊で総合的な病害虫対策ができるようになっています。農家の方はもちろんですが、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方々にもおすすめの一冊です。
- 7『目からウロコ 私の西方見聞録』
千田謙蔵 著/イズミヤ出版 発行 2001.6
元横手市長である著者が、ヨーロッパの各都市へ滞在し見聞きしたことをまとめた一冊です。自治体の長であった立場から農村問題、EU問題、環境、エネルギー、ごみ等、様々な問題についても書いています。ユーモラスな筆致で、ヨーロッパ旅行記としてとして楽しめるのはもちろんのこと、今後の日本社会がヨーロッパに学ぶべき点が多くあるということに気付かせてくれます。
- 8『県史5 秋田県の歴史』
塩谷順耳[ほか] 著/山川出版社 発行 2001.5
県史シリーズ「秋田県の歴史」が出てから、およそ30年ぶりに新版が出されました。秋田県の歩んできた歴史を知るには格好の一冊です。各分野の専門家がそれぞれ時代を執筆しているので、新しい研究成果も交えて書かれています。コラムとして「古代の水洗トイレ」や「刈和野の大綱引き」等興味深いものが多く、巻末には索引、年表、沿革表等の資料があり、使いやすい構成になっています。
- 9『大里病院だより』 大里祐一 著/大里病院 発行 2001.5
医師であり、県議会議員である著者が、これまでに書いた病院だよりをまとめ、大里病院創立110周年を記念し発行しました。身近な健康の話や、季節の話題、旅の記録、時事問題、県議会の話等、話題は多岐にわたります。読む人にわかりやすいように書かれていて、周辺の住民にとって病院が身近な存在であることがわかります。地域医療の原点を見るような一冊です。
- 10『写真雑記帳 遠のく昭和』 斎藤克見 撮影/発行 2001.4
戦前の秋田や中国を撮影した写真集です。著者は昭和7年から写真を始め、昭和13年召集の時にもカメラを持って行ったそうです。農村の様子や観桜会、海水浴場等、当時の秋田の風俗がわかります。また、秋田の第17聯隊凱旋の様子や、太平洋戦争開始直前の中国の市街地等、緊迫した時代を象徴する貴重な写真も多く載っています。
- 11『秋田市の文化財』 秋田市教育委員会 編/発行 2001.3
秋田市における、国・県・市の指定文化財、及び登録有形文化財を収録した資料です。秋田市には合わせて188もの文化財があるということです。文化財の写真と解説があり、どんなものかひとめでわかるようになっています。中にはなかなか見ることのできない貴重な文化財もあるので、こういった資料は役に立ちます。
- 12『みんなで学ぼう 秋田の農業』
秋田県農政部農業政策課技術調整室 編/発行 2001.3
小学生向けの農業副読本です。秋田県の農業を取りまく現状について、わかりやすく解説されています。統計も充実していて、調べ学習に最適です。秋田県の食糧自給率は163%で、全国で2位だということをご存知でしたか?
*関連図書「本荘・由利なぜ・なに・どれだけ農林水産」(東北農政局秋田統計情報事務所本荘出張所、2001.2)
- 13『ゆうわふるさとの味』
雄和町福祉保健課 編/雄和町役場 発行 2001.3
雄和町に伝わる伝統的な料理を紹介した本です。季節の料理や、行事の際出される料理、つけもの、お菓子等について、詳しい作り方が載っています。子ども達に伝えてきたい料理ばかりです。