『菅江真澄と内田武志』

郷土資料担当おすすめ本 2018年11月08日

石井正己/著 勉誠出版/発行 2018.8

 菅江真澄の著作を現代語訳し、より身近なものとして世に知られるきっかけを作ったのは、不治の病、血友病のためにほとんど横になったままの内田武志でした。柳田国男や渋沢敬三、宮本常一らの協力のもと、妹ハチに支えながら、彼が研究に没頭するに至った経緯が綴られています。さらに没後190年をむかえ、これから菅江真澄をいかに地域資産として世界に発信していくべきかが提案されています。
 おすすめ本コーナーでは、内田武志の著作のほか、菅江真澄とその研究について知ることのできる資料を展示・貸出いたします。

展示期間:2018年11月8日(木)~2018年12月9日(日)

菅江真澄と内田武志