子どもに読んであげたいこの一冊~支援員お薦めの本~(およそ4~5歳)

  タイトル・著者・出版者 支援員コメント
あいうえおってどんなかお 「あいうえおってどんなかお」
文・今井和子 絵・宮天晴子
(アリス館)
「あ」で始まるあっと驚く顔、あっかんべえの顔「い」「う」「え」「お」ではどんな顔?いろんな顔がでてくるよ。見ているうちに同じ顔になっちゃうかも・・・。
お月さまってどんなあじ? 「お月さまってどんなあじ?」
文/絵 マイケル・グレイニエツ
(セ-ラ-出版)
動物たちが「お月様ってどんなあじ?」と思っていました。動物たちは力をあわせてお月様を捕まえようとしますが、その度に逃げられます。でも小さなネズミにかじられてしまいます。さてそのおあじは?
ごろりんごろんころろろろ 「ごろりんごろんころろろろ」
作・香山美子 絵・柿本吉造
(ひさかたチャイルド)
うさぎさんがまるい大きなテ-ブルを作りました。みんなのところに運んでいこうとするのですが、ごろりんごろん、重くてなかなか大変です。でもだんだん軽くなってきました。どうしてかな?
コッコさんのともだち 「コッコさんのともだち」
作/絵・片山 健
(福音館書店)
いつもひとりぼっちのコッコさん。アミちゃんもひとりぼっち。ふたりがおともだちになったらね、いっぱいおともだちができました。どうしてできたのかな?
そらまめくんのベット 「そらまめくんのベット」
作/絵・なかやみわ
(福音館書店)
そらまめくんが誰にも貸さない宝物のベッド。ある日うずらが卵を温めていました。やがてヒナが生まれて、みんなでお祝いをしました。
ともだちぐんぐん 「ともだちぐんぐん」
作・西内ミナミ 絵・和歌山静子
(ポプラ社)
こぎつねダイダイは森へでかけ、くまのはちみつ・うさぎのクレソン・リスの木の実などいろいろ見つけます。でも友だちでないと分けてもらえません。ダイダイはみんなと友だちになれるのかな?
にゃ-ご 「にゃ-ご」
作/絵・宮西達也
(鈴木出版)
先生の注意を聞かず遊びに出た子ねずみ3匹。突然ネコが「ニャ-ゴ」と叫んできます。こわさを知らない子ねずみは「ニャ-ゴ」と返事をします。子ねずみを食べようとしたネコはどうしたのかな・・・。
はじめてのおるすばん 「はじめてのおるすばん」
作・しみずみちを 絵・山本まつ子
(岩崎書店)
3歳になってはじめてのおるすばんをしたみほちゃん。誰か来たらどうしよう・・・。不安がいっぱい。言葉に表せない子どもの心をやさしく表現しています。
ぽんたのじどうはんばいき 「ぽんたのじどうはんばいき」
作・加藤ますみ 絵・水野二郎
(チャイルド本社)
タヌキのぽんたは木の葉で願いをかなえられる自動販売機を作りました。そして隠れていろんな動物の願いをかなえてあげます。タヌキのぽんこの「お友だちがほしい」の願いはどうしてあげたかな?
ペネロペ ひとりでふくをきる 「ペネロペ ひとりでふくをきる」
ぶん アン・グットマン
え ゲオルグ・ハレンスレ-ベン
訳 ひがしかずこ
(岩崎書店)
ペネロペはフランス生まれのかわいいコアラの女の子。いたずらしたり、あそんだりしたことが12冊のシリ-ズになっています。
いたずらこねこ 「いたずらこねこ」
文 ハ-ナデイン・クック
絵 レミイ・シャ-リップ
訳 まさきるりこ
(福音館書店)
はじめてカメを見たこねこ。動き出したカメにおどろいて後ずさり。とうとう池におちちゃった。さあたいへん!
おつかいしんかんせん 「おつかいしんかんせん」
文/絵・福田岩緒
(そうえん社)
4さいのたんじょうびにもらったしんかんせんにのって、トイレにもおふろにもいくまさるくん。おつかいでやおやえきへ・・・。さて、ぶじにじゃがいもをかって、かえれたでしょうか?
かちかちやま 「かちかちやま」
作/絵・田島征三
(ミキハウス)
むかし むかし、山のたぬきが、じいさまとばあさまにひどいわるさをしました。うさぎはじいさまとなかよし。かわりにたぬきをこらしめてやりました。
ところでかちかち山ってどこにあるの?
グリ-ンマントのピ-マンマン 「グリ-ンマントのピ-マンマン」
作・さくらともこ 絵・中村景児
(岩崎書店)
子どもたちに「きらい」といわれて泣き出したピ-マン。そこにやってきたのどいたバイキン・はらいたバイキン。ピ-マンマンに変身して、おいだしたよ。元気な絵も人気。
パパ・カレ- 「パパ・カレ-」
作/絵・武田美穂
(ほるぷ出版)
「今日のカレ-はパパが作る!」パパのカレ-はとてもダイナミック。そのカレ-ができるまでの過程を、リアルな描写とリズミカルな文章で描いています。パパにもお薦めの一冊です。
ニャ-ンといったのはだ~れ 「ニャ-ンといったのはだ~れ」
文/絵 ステ-エフ
訳 さいごうたけひこ
(偕成社)
ニャ-ンという声で目をさましたこいぬ。でもだ-れもいません。泣き声をたよりにさまざまな動物と出会ったけれど、だれだかわかりません。実は・・・。
ふくろうはかせのものまねそう 「ふくろうはかせのものまねそう」
作・東野りえ 絵・黒井健
(ひさかたチャイルド)
自分の気持ちを素直にいえないきつねのつねじ。心配したふくろうはかせは「ものまね草」をあげました。つねじは自分の思いをうまく伝えることができたでしょうか。
へんてこライオンがいっぱい 「へんてこライオンがいっぱい」
作/絵・長新太
(小学館)
いろんなものによく化けるへんてこライオンのお話がいっぱい。カラフルなへんてこライオンが、子どもの想像力をかきたて夢中にさせてくれます。
わくわく でんしゃ しゅっぱつ 「わくわく でんしゃ しゅっぱつ」
画・くにすえたくし
(ミキハウス)
けんたとおかあさんは、山のおじさんのうちへ、でんしゃにのってしゅっぱつ。ゴトンゴトン、スピ-ドあげてビュ-ン。いろんなところをとおり、たくさんののりものにであいながらすすんでいきます。
ありがとうのきもち 「ありがとうのきもち」
文・柴田愛子 絵・長野ヒデ子
(ポプラ社)
引っ越す前に、お友だちに“ありがとうカ-ド”を送ったあ-ちゃん。いちばんぴったりの言葉を考えて書いたのに、なかよしのあきだけは受け取りません。あ-ちゃんは、気持ちをを届けたくて、もういちどカ-ドを書いたのですが・・・。
オオカミがやってきた! 「オオカミがやってきた!」
作・うえだちえ 絵・山口マオ
(童心社)
ひつじたちが仲よくくらしている村に、オオカミがくるというので、ひつじたちは作戦会議をした。さて、オオカミはひつじを食べることができたでしょうか?
かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん 「かまきりのカマーくんと
   いなごのオヤツちゃん」

作・田島征三
(大日本図書)
かまきりは、イナゴをみつけました。今はおなかがいっぱい。さあ、どうしたでしょう?しだいに変化するかまきりの気持ち、そして「あっ」と、声が出そうになる結末。
続編、「どうだ!まいったか」もあります。
このすしなあに 「このすしなあに」
作・塚本やすし
(ポプラ社)
大好きなにぎりや巻きものが、カウンターのむこうから「ヘイ おまち!!」 なにのおすしかわかるかな?大きな声で答えたくなるよ。表紙のうらもよく見てね。
だごだご ころころ 「だごだご ころころ」
再話 石黒渼子・梶山俊夫
絵 梶山俊夫
(福音館書店)
むかし とんぼをくものすから助けたおばあさん。山の畑で、おじいさんと食べようとしたおだんごが転がって穴に落ちた。追いかけたおばあさん。穴にいたのは赤鬼。おばあさんはぶじ帰れるでしょうか?赤とんぼの赤いわけがわかるお話。
どんくまさんはえきちょう 「どんくまさんはえきちょう」
文・蔵富千鶴子 絵・柿本幸造
(至光社)
どんくまさんの谷にはじめて汽車がやってくる。どんくまさんは駅長さんです。明日の開通式が心配で眠れません。さあ、ぶじに開通式をむかえることができたでしょうか。
ねこのき 「ねこのき」
作・長田弘 絵・大橋歩
(クレヨンハウス)
心という庭に育つ一本の木。それがねこの木です。花の好きなおばあさんはおれんじいろのしっぽの長いねことくらしています。ねこは夜中に出歩くのが好きです。朝がくるころ帰るのですが、その日は帰ってきません。次の日の朝・・・。
ふたりはふたご 「ふたりはふたご」
作 田島征彦・田島征三
(くもん出版)
せいちゃんとゆきちゃんは顔もそっくり、やることも同じなかよしふたご。ところが、つったさかなのことでけんか。さて、なかなおりはできたかな?ふたごの作者がふたりで作った絵本です。
ぼくだけのおにいちゃん 「ぼくだけのおにいちゃん」
作・福田岩緒
(文研出版)
幼稚園児のぼくは、小学生のおにいちゃんのことが大好き。いばっていてぼくを弱虫、泣き虫というお兄ちゃん。本当は弟の気持ちをちゃんとわかっている。「兄弟っていいな」と感じるお話。
よるのおるすばん 「よるのおるすばん」
文 マ-ティン・ワッデル
絵 パトリック・ベンソン
訳 山口文生
(評論社)
三わのふくろうのひなが目をさますと、おかあさんがいない。こわい夜の森のなか。ひなたちはいろいろ考えながら助け合っておかあさんをまっています。
かばくんのふね 「かばくんのふね」
作・岸田衿子
絵・中谷千代子
(福音館書店)
大変!動物園が洪水に。みんなを背中に乗せて、かばくんの救助舟は大活躍。かばくんがいれば安心。リズミカルな文章とほっこりとしたかばくんの表情が素敵です。
わたし、くわがた 「わたし、くわがた」
文・得田之久
絵・たかはしきよし
(福音館書店)
「おすは おおあごといって、つののように見える 大きな力の強いあごをもっているの。」「クヌギの木のじゅえきに集まる虫のようすも見てね。」とノコギリクワガタのめすがたくさんお話しています。絵も楽しいです。
カラスのはてな? 「カラスのはてな?」
作・からさわこういち
絵・たにうちつねお
(福音館書店)
街のあちこちでみかけるカラス。一番身近で、いたずら好きな鳥です。そんなカラスの「へぇ~そうなんだ!」がいっぱいです。紙を素材とした彫刻で描かれた絵はインパクトがあります。
うたえほん 「うたえほん」
絵・つちだよしはる
(グランまま社)
『ゆりかごのうた』『おかあさん』から『むしのこえ』まで26曲。温もりのある絵と楽譜でうたが広がります。うたいながら豊かな心を伝えたい一冊です。 うたえほんⅡ・うたえほんⅢは、子育て支援コーナーにあります。
いもほりやま 「いもほりやま」
作・絵 山岡みね
(岩崎書店)
表紙の大きなおいも。このおいもはどこから?たけしくんが見つけたおいものつるは、ながくてながくてながーくて・・・。さて、たけしくんは、おいもにとどいたかな?
ふくろうとにわとり 「ふくろうとにわとり」
文・唯野元広
絵・毛利将範
(すずき出版)
むかし、お日様の出ない日が続きました。空を飛べる鳥たちが岩山へ迎えに行きます。飛べないにわとりはどうしたでしょう。ふくろうは?鳥や動物たちがいきいきと描かれている、群馬県に伝わる民話です。
イソップものがたりライオンとねずみ 「イソップものがたりライオンとねずみ」
〔イソップ原作〕
作 ジェリー・ピンクニー
訳 さくまゆみこ
(光村教育図書)
ライオンとねずみのお話が、迫力ある絵ですすめられます。読み手がお話を作っていく楽しい本です。
まあちゃんのながいかみ 「まあちゃんのながいかみ」
作・たかどのほうこ
(福音館書店)
おかっぱ頭のまあちゃんは、お友だちの長い髪がうらやましい。伸ばしたい気持ちがふくらんで、想像の世界に入って行きます。子どもらしいほのぼのとした楽しい夢がいっぱいです。
えんふねにのって 「えんふねにのって」
作・ひがしちから
(ビリケン出版)
園バスではなく、園ふねに乗って幼稚園に通うまきちゃん。川を走るふねからは、どんな風景が見えるのでしょう?風景の中にたくさんの虫や動物たちを探す楽しさもあります。
おじいさんならできる 「おじいさんならできる」
作・絵 フィービ・ギルマン
訳 芦田ルリ
(福音館書店)
おじいさんが縫ってくれたヨゼフのブランケット。ヨゼフが大きくなるにつれ、ブランケットは古くなっていきます。でも、おじいさんはヨゼフのために、すてきな物に縫い直してくれるのです。