『中川原信一のあけび籠』
郷土資料担当おすすめ本 2019年05月09日
堀惠栄子/著 白井亮/写真 文藝春秋社/発行 2019.3
横手市に暮らす中川原信一さんは、籠作りを専業とする数少ない職人です。蔓採りから籠編みまで分業されることが多い中、彼は全工程を一人で行っています。注文しても数年待ちという人気の籠は、自然に対して感謝の気持ちを忘れず、丁寧に仕事をする姿勢から生まれます。 本書は、そんなあけび籠に魅せられた東京のギャラリー店主が綴った中川原さんの半生の記録です。
おすすめ本コーナーでは、このほかの秋田の手仕事についての資料を展示・貸出します。
展示期間:2019年5月9日(木)~2019年6月4日(火)