『消えた山人(やまびと) 昭和の伝統マタギ』

郷土資料担当おすすめ本 2019年10月03日

千葉克介/著  農山漁村文化協会/発行  2019.8

 昭和57年から平成2年までの9年間、筆者が玉川マタギや百宅マタギに同行した記録です。また、厳冬期にウサギなどの小動物を狩って暮らしていた里マタギと鷹匠についても詳しく書いています。数多くの貴重な写真から、彼らがどのような道具を用い、どう歩き、自然の恵みをいただいてきたのか、彼らの暮らしにとって山がいかに身近なものであったのかをうかがい知ることができます。
 おすすめ本コーナーでは、このほかに狩猟や山と人間の暮らしのかかわりについて知ることのできる資料を展示・貸出します。

展示期間:2019年10月3日(木)~11月5日(火)

消えた山人(やまびと) 昭和の伝統マタギ