郷土資料担当おすすめ本 『八郎潟文学誌』

郷土資料担当おすすめ本 2024年06月06日

 「八郎潟文学誌」 高橋秀晴/著 2024.3

秋田県の八郎潟は、かつての自然や風景、干拓などの歴史について長い年月の中で広く注目され、数多くの文芸家たちの手によってその姿が記録され続けてきました。この「八郎潟文学誌」では、伊藤永之介、千葉治平などの秋田に所縁のある人物はもちろん、与謝蕪村や田山花袋、司馬遼太郎といった日本を代表する文人たちも含め、文芸家がその目に映した八郎潟の姿について、原文の引用を踏まえながら克明に解説されています。

 6月のおすすめ本コーナーではこの本とともに、実際に本書の中で紹介されている文学作品や、当館で所蔵している八郎潟にまつわる資料を展示しています。

展示期間:令和6年6月6日(木曜日)~ 令和6年7月2日(火曜日)

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