秋田県図書館協会主催大会・研修会の報告

令和4年度


令和4年度 第1回市町村立図書館・公民館図書室職員研修会

講義「公立図書館と学校図書館の連携」
   
期日:令和4年11月24日(木) 午後1時30分~3時
場所:オンライン開催
  
 長野県松川村図書館の棟田聖子館長を講師に迎え、松川村図書館での児童を中心としたサービス、村内の絵本美術館や小中学校との連携活動についてご講演いただき、受講者の方々は皆興味深く耳を傾けました。
 また、長野県内の図書館が協働して行っている電子書籍サービスについてご紹介いただきました。

  

  


令和4年度 北日本図書館連盟研究協議会(兼)第46回秋田県図書館大会

大会テーマ「新しい時代の公共図書館-”バリアフリー”の図書館サービスを考える-」
   
期日:令和4年10月20日(木)~10月21日(金)
場所:秋田県生涯学習センター講堂/オンライン併催
  
 はじめに、「新しい時代の図書館戦略-すべての人が使える図書館を考える」と題して、富士大学経済学部教授の早川光彦氏より、ご講演いただきました。日々進化するデジタル技術を図書館がいかに取り入れて行くべきか、貴重な示唆に富んだお話に、思いを新たにした参加者も多いのではないでしょうか。次に公益社団法人日本図書館協会理事長植松貞夫氏より、現在の図書館界の情勢をご説明いただきました。
  
 2日目は、事例報告として青森市民図書館主任司書の定晴美氏より障がい者サービスについて、仙台市民図書館主任榊裕子氏より電子書籍サービスについて、そして当館から外部機関との連携事業について報告を行いました。熱心に耳を傾けられる方が多く、いずれも図書館サービスとして関心が高まっていることが伺えました。
 その後は早川先生をはじめ、発表者たちによるパネルディスカッションが行われ、様々な意見が交わされました。

  

  


令和4年度 秋田県図書館長会議

期日:令和4年5月26日(木) 午後2時~3時30分
場所:秋田県生涯学習センター講堂/オンライン併催
  
 秋田県企画振興部総合政策課県民読書推進班より、県民の読書活動推進施策について説明した後、教育庁生涯学習課より図書館行政説明を行いました。最後に県立図書館より、市町村立図書館や公民館に対して行っている支援サービスについてご紹介しました。
  

  


令和4年度 市町村立図書館・公民館図書室職員初任者研修会

期日:第1回 令和4年6月22日(水) 午前10時30分~午後3時
   第2回 令和4年7月20日(水) 午前10時30分~午後3時
場所:秋田県立図書館多目的ホール/オンライン併催
  
 令和3・4年度に市町村立図書館・公民館図書室に配属になった職員を対象とした研修を6月と7月の2回、実施しました。
 概論に始まり、関連する法律などの図書館サービスの基礎的な部分から、レファレンス・サービス、資料の収集と整理法、修理等の実務に至るまで、充実した内容となりました。特に児童サービスの読み聞かせの実演には、受講者の関心が寄せられました。
  
 また、初の会場参加とオンラインの併用形式による開催でしたが、参加方法の選択肢が増え、参加が容易になったと好評を得ました。
 

   

令和3年度


令和3年度 第2回市町村立図書館・公民館図書室職員研修会

講義「コロナ禍における利用者支援の事例報告 -在宅で学ぶ児童・生徒・学生のための図書館リモート活用法-」

期日:令和3年11月17日(水曜日) 午後1時半〜3時
場所:オンライン開催

 中央大学職員の梅澤貴典氏を講師に迎え、コロナ禍で図書館が非来館者へできることは何か、インターネットと図書館を併用して活用するためのポイントなど、主に学生の利用者を想定した講演をしていただきました。

研修の様子


令和3年度 第1回市町村立図書館・公民館図書室職員研修会

講義「図書館の防災・減災について」

期日:令和3年10月20日(水曜日) 午後1時半〜3時
場所:オンライン開催

 名取市図書館の加藤孔敬氏を講師に迎え、様々な災害への備えと対応、東日本大震災時の事例などについてご講演いただきました。

 県内のハザードマップを見ながら、見るポイントやそこから得られる情報、どこに最新のデータがあって、何が反映されていないのか等具体的な話も多く、参加者からはもっと話を聞きたかった、もっと踏み込んだ対策が必要と感じたなどの反響がありました。

研修の様子


令和3年度(第45回)秋田県図書館大会

大会テーマ「新しい時代の公共図書館―これからの展望を考える―」

期日:令和3年9月29日(水曜日) 午後1時~4時
場所:オンライン開催

 はじめに、『私と本と図書館と…読書の意義、図書館に期待すること』と題し、米田進前教育長にご講演いただきました。

続いて大館市立栗盛記念図書館、秋田市立中央図書館明徳館、湯沢市立湯沢図書館より、コロナ対策の変遷や、工夫を凝らして実施した取り組みなどについて事例報告があり、最後に米田氏と当館館長より講評をいただきました。

こちらもオンライン開催でしたが、わざわざ会場へ出向かなくても良いという手軽さからか、例年と同程度の参加人数となりました。

大会の様子


令和3年度 市町村立図書館・公民館図書室初任者研修会

期日:令和3年7月28日(水曜日)
場所:オンライン開催

令和2年度の初任者研修会が新型コロナのため中止となり、2年ぶりの開催となりました。例年、数日間の日程で県立図書館に集まっていただいておりましたが、今年は1日のみとし、初めてオンラインで開催いたしました。

令和元年~3年度に市町村図書館・公民館図書室に配属になった職員向けに、図書館概論、図書館サービス論、著作権、児童サービスと読み聞かせ、資料保存と修理の基礎について講義や実演を行いました。

研修会の様子

令和2年度


令和2年度図書館地区別(北日本)研修

期日:令和2年11月18日(水)~11月20日(金)
場所:秋田県生涯学習センター

 図書館における中堅の司書としての力量を高めることを目的とし、秋田県市町村図書館・公民館図書室職員研修を兼ねて3日間にわたり開催しました。はじめに、東京学芸大学 特任教授 山口源治郎氏を講師に迎え、「公共図書館の果たすべき役割」と題して基調講演を行いました。

 その後図書館における障害者サービスや児童サービス、高齢者サービスなどの具体的な取組について紹介があったほか、参加者はレファレンス技術や地域にあったサービス計画の立案について学びました。

地区別研修


令和2年度(第44回)秋田県図書館大会

大会テーマ「新しい時代の公共図書館―これからの図書館を考える―」

期日:令和2年10月13日(火)
場所:秋田県生涯学習センター 3階講堂

 はじめに、『あきた文学資料館と「秋田の文学」』と題し、京極雅幸あきた文学資料館副館長が講演を行いました。文学資料を収集・整理するだけではなく、それらを工夫して展示することで様々な反応が返ってくること、情報センター的役割を果たすために日々活動していることなどが紹介されました。

 情報交換では、新型コロナウイルスへの各館の対応について、北秋田市鷹巣図書館、由利本荘市中央図書館、大仙市立大曲図書館、県立図書館が発表しました。さらに、「新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケート」の結果から、県内の対策やそれにより生じた課題などが報告されました。

京極副館長による講演

令和元年度


令和元年度(第43回)秋田県図書館大会

大会テーマ「新しい時代の公共図書館を展望する」

期日:令和元年11月6日(水)
場所:秋田市文化会館 小ホール

 はじめに、筑波大学 名誉教授 薬袋(みない)秀樹氏を講師に迎え、基調講演を行いました。講演の前半では、戦後の公共図書館の発展過程を、図書館法の制定や、図書館関係者のこれまでの取組をとおしてふり返りました。後半では、「地域社会との結び付き」「情報のデジタル化への対応」といったキーワードから、新しい時代の公共図書館の在り方を考えていく必要があること、図書館運営に「ローカル・オプティマム(地域ごとの最適化)」の視点を加えていくべきこと等の提言がなされました。

 事例発表では、鹿角市立図書館(発表題「『つなぐ』~0歳から100歳まで楽しく憩う図書館~」)、秋田市立土崎図書館(発表題「地域に愛される図書館を目指して」)、横手市立図書館(発表題「愛され・役立ち・成長し合える横手市立図書館の方向性について」)、県立図書館(発表題「読む楽しさを、知る喜びを、全ての生徒へ ~県立図書館による学校支援~」)が、自館の取組を発表しました。 

大会


令和元年度 第2回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

講義・事例発表・ワークショップ「他機関連携による医療健康・福祉情報サービス」

期日:令和元年10月16日(水) 午前10時〜3時30分

場所:県立図書館 多目的ホール

 はじめに、川崎市立宮前図書館 課長補佐 舟田 彰氏を講師に迎え、講義を行いました。誰もが安心して暮らしていくための地域づくりを目指していく中で、図書館がどのような役割を担うべきかについて理解を深めることができました。

 次に、由利本荘市中央図書 参事兼館長補佐 古川 淳氏と、由利本荘市地域包括支援センター 主席主査 冨田 和優美氏による事例発表(発表題「ここで生きていこう。」)がありました。地域の現状や地域包括支援センターの取組を踏まえ、図書館は他機関とどのように連携をしていくべきか、改めて考える機会となりました。

 講師の舟田氏と、秋田県長寿社会課 副主幹 佐々木 留美氏による講評の後、ワークショップを開き、事前課題についての協議の他、自館や地域の取組等について情報交換を行いました。 

第2回研修


令和元年度 第1回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

ワークショップ「手書きPOP作り研修講座」

場所:県立図書館 多目的ホール
期日:令和元年9月18日(水) 午前10時〜3時

 株式会社トーハン・コンサルティングの阿見 信子氏を講師に迎え、手書きPOP(ポップ)作りの研修講座を開催しました。
 参加者は、本の紹介カード作りのポイントを、実際の製作をとおして身に付けるとともに、完成したPOPをお互いに見比べながら、工夫している点を学びました。

第1回研修


令和元年度 市町村図書館・公民館図書室職員初任者研修会

期日:第1回 平成31年4月17日(水) 午前10時~3時30分
    第2回 令和元年6月19日(水) 午前10時~3時30分
    第3回 令和元年7月17日(水) 午前10時~3時30分

場所:県立図書館 多目的ホール

平成30・令和元年度に市町村図書館・公民館図書室に配属になった職員向けの研修を、4月、6月、7月に3回実施しました。
全3回の研修会を通して、受講者は図書館概論、図書館サービス論、危機管理、レファレンス基礎、資料収集と整理、著作権法、児童サービス論について学びました。 またミニ展示や資料保存と修理の基礎、読み聞かせのワークショップも行いました。 市町村図書館等から多くの参加があり、好評を得ました。

初任研


令和元年度 秋田県図書館長会議

期日:令和元年5月24日(金) 午後2時~3時30分
場所:県立図書館 多目的ホール

秋田県図書館協会の加盟館長、職員を対象として、①(秋田県企画振興部総合政策課県民読書推進班より)令和元年度の読書活動推進施策、②(秋田県教育庁生涯学習課より)令和元年度の図書館行政説明、③(県立図書館より)市町村図書館等への支援、の3点について説明を行いました。

館長会議

平成30年度


第2回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

講義・ワークショップ「公共コミュニケーションと図書館」

場所:県立図書館3階 多目的ホール
期日:平成30年11月21日(水) 午前10時〜3時10分

講師にアカデミック・リソース・ガイド株式会社 取締役 リレーションズ・ストラテジストの鎌倉幸子氏をお招きし、図書館を取り巻く周囲との関係づくりと公共コミュニケーションの重要性についてお話しいただきました。
後半のワークショップでは、図書館の社会的役割について、自分が考えるステークホルダー(利害関係者)にどのように伝えるか、グループ毎の活発な意見交換の中から、新たな視点での考え方を学ぶことができました。 

平成30年度第2回職員研修会


第1回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

講義・ワークショップ「デザインを知る・デザインを使う」

場所:県立図書館3階 多目的ホール
期日:平成30年10月17日(水) 午前10時〜3時

講師にあきた産業デザイン支援センター デザイン相談員の武藤貴臣氏をお招きし、デザインという言葉の概念や、デザインする際のイメージコンセプトの重要性についてお話しいただきました。
後半のワークショップでは、実際に作られた広報物の公開添削を通して、チラシやポスターなどをデザインする際のコツや作業の進め方などについて具体的に学ぶことができました。

平成30年第1回職員研修会


平成30年度市町村図書館・公民館図書室職員初任者研修会

期日:第1回 平成30年4月18日(水) 午前10時~3時30分
    第2回 平成30年5月16日(水) 午前10時~3時30分
    第3回 平成30年7月18日(水) 午前10時~3時30分
場所:県立図書館3階 多目的ホール

平成29・30年度に市町村図書館・公民館図書室に配属になった職員向けの研修を、今年度は4月、5月、7月に3回実施しました。
全3回の研修会を通して、受講者は図書館概論、図書館サービス論、危機管理、レファレンス基礎、資料収集と整理、著作権法、児童サービス論について学びました。 またミニ展示や資料保存と修理の基礎、読み聞かせのワークショップも行われました。
市町村図書館等から多くの方に参加していただき、好評をいただきました。

H30年初任者研修会1

H30年初任者研修会2


第69回北日本図書館大会秋田大会・第42回秋田県図書館大会

大会テーマ「図書館が変わる・地域が変わる-まちづくりに結びつく図書館-」

期日:平成30年6月14日(木)~15日(金)
場所:秋田市文化会館 小ホール

基調講演はまちライブラリー提唱者、森記念財団、大阪府立大学観光産業戦略研究所 礒井純充氏から「まちライブラリーを活用した本のある居場所~個人から図書館までの事例を交えて~」 と題してお話ししていただきました。
事例発表は、八郎潟町立図書館による「地域の“中の”図書館~ジブンゴトとしての気づきの場~」、宮城県・大崎図書館による「あたり前のことが普通にできる図書館になること」、 山形県・市立米沢図書館による「中心市街地に建つ『ナセBA』~新図書館の事業展開と、まちなか活性化への課題~」の3つの発表がありました。
市町村図書館関係者、学校図書館関係者など多くの方々にご参加いただき、成功裏に終えることができました。

H30年秋田県図書館大会1

H30年秋田県図書館大会2


平成30年度秋田県図書館長会議

期日:平成30年5月25日(金) 午後1時30分~3時30分
場所:県立図書館3階 多目的ホール

秋田県企画振興部総合政策課によるあきた県庁出前講座「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」では、本県の現状と課題、10年後の秋田が目指す将来の姿の実現に向けての重点戦略と基本政策についてお話ししていただきました。また同じく総合政策課の県民読書推進班からは平成30年度読書活動推進施策の体制 や事業の内容について、秋田県教育庁生涯学習課からは平成30年度図書館行政説明がありました。

H30年度館長会議1

H30年度館長会議2


平成29年度


平成29年度秋田県図書館長会議

  • 場所:県立図書館3階 多目的ホール
  • 期日:平成30年2月9日(金) 午後1時30分~3時30分

秋田県教育庁生涯学習課からの行政説明の後、一般財団法人秋田経済研究所 専務理事所長 松渕秀和氏を講師にお招きし、「『高質な田舎』で豊かに働く」と題してご講演いただきました。
豊富な資料をもとに、県内読書事情や秋田県経済の現状と課題についてお話しいただきました。

H29年度館長会議1

H29年度館長会議2


第2回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

講義・ミニワークショップ「味方づくりのための実行計画を立てる-利用者層細分化の視点から-」

  • 場所:県立図書館3階 多目的ホール
  • 期日:平成29年11月16日(木) 午後1時~4時10分

講師に図書館サービス計画研究所代表 仁上幸治先生をお招きし、様々な先進事例から、発想の転換を図り、新たなターゲットへ働きかけていくことの重要性をお話しいただきました。
後半のミニワークショップでは2グループに分かれ、地域の課題に即したサービス計画を立案し、それぞれプレゼンテーションを行いました。
短い時間ではありましたが、中身の濃い研修となりました。

H29年第2回職員研修会1

H29年第2回職員研修会2


第1回市町村図書館・公民館図書室職員研修会

講義・ワークショップ「図書館で調べる-レファレンスの基本-サービスを見せていく図書館員の役割-」

場所:県立図書館3階 多目的ホール
期日:平成29年10月17日(火) 午前10時~3時30分

講師に千葉経済大学短期大学部教授 齊藤誠一先生をお招きし、レファレンス・サービスを見せていくことの必要性や、レファレンス記録を残す意義についてお話しいただきました。
後半のワークショップでは、閲覧室でレファレンス資料に触れながら、その特色を確認し、与えられた課題に取り組みました。

H29年第1回職員研修会1

H29年第1回職員研修会2


平成29年度第41回秋田県図書館大会

大会テーマ「図書館が変わる・地域が変わる-学校図書館とともに-」

  • 場所:秋田県生涯学習センター 3階 講堂
  • 期日:平成29年6月6日(火) 午後0時45分~4時20分

基調講演は公益社団法人全国学校図書館協議会 森田盛行先生から「学校図書館と公共図書館の連携について」と題してお話しいただきました。
事例発表は、能代市教育委員会生涯学習スポーツ振興課 門脇聡子氏、横手市総務部図書館課 山下美喜子氏より、市立図書館と学校図書館との連携について、それぞれの市の事例を発表していただきました。
市町村図書館関係者だけでなく、学校図書館関係者の方々にも数多く御参加いただき、成功裏に終えることができました。

H29年第1回職員研修会1

H29年第1回職員研修会2


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