郷土資料担当おすすめ本
秋田県に関する資料の中から、月に一冊おすすめ本を紹介しています。
(おすすめ本は毎月、郷土資料担当おすすめ本コーナーに展示しています。)
『長岡安平』
浦﨑真一/著 長崎文献社発行 2017.12
「千秋」、「横手」、「能代」、「真人」。これらの公園はすべて長崎出身の長岡安平が設計したもので、特に千秋公園は彼が全国へ活躍の場を広げるきっかけとなったとされています。当時東京府職員だった長岡が秋田で設計を手がけることとなった経緯はわかっていませんが、どういう考えの基で設計を行っていたかは本書に詳しく紹介されています。また、秋田では個人邸宅の庭園も数多く設計しています。そういったことに目を向けながら公園をゆっくり散歩してみるのも良いかもしれません。
この他、県内にある公園や庭園について書かれた資料も紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2018年4月5日(木)~2018年5月1日(火)
『秋田犬』
宮沢輝夫/著 文藝春秋発行 2017.12
秋田犬に魅せられたヘレン・ケラー、リチャード・ギア、プーチン大統領…。海外で人気とされる一方、日本では大型犬である秋田犬を飼うことができる家庭が少なくなり、大幅な増加が見込めない状況にあります。本書では現在の秋田犬の姿ができあがるまでの歴史や海外での人気の理由、存亡の危機にある日本での現状について語られています。
この他、秋田犬について書かれた資料も紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2018年3月8日(木)~2018年4月3日(火)
『クニマスは生きていた!』
池田まき子/著 汐文社発行 2017.11
絶滅したと考えられていたクニマスが、2010年に山梨県西湖で発見されました。秋田県田沢湖の固有種とされ、地元の漁師の方々より大切にされていたクニマスがなぜ田沢湖から姿を消し、遠い山梨県で再び発見されることとなったのか。発見までの長い道のりとその影に秘められた人々の思いが感じられる一冊です。
クニマスや田沢湖についての資料のほか、秋田で捕れる魚についても紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2018年2月8日(木)~2018年3月6日(火)
『瞬間を撮る Arduinoによるストロボ・カメラコントロール』
小田部泉/著 鳥影社発行 2017.11
本書には風船やワイングラス、シャボン玉を割る瞬間や液滴の衝突する瞬間をとらえた写真が収められています。これにより、普段はっきりと見ることができないその一瞬に、何が起きているのかを眺めることができます。さらに、元教員の視点から物理実験への活用を踏まえ、写真撮影の専門的な知識がなくても誰もが撮影できるようにと、後半部分で撮影方法を記しています。
この他に身近なものを使った実験など、科学について興味をそそられる資料を紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2017年12月14日(木)~2018年2月6日(火)
『八郎潟は心のふるさと』
安田貞則/著・発行 2017.8
かつて琵琶湖に次いで日本で二番目に大きな湖だった八郎潟。干拓着工からおよそ60年が経ち、以前の様子を知る人は少なくなりました。八郎潟を遊び場として育った著者は、これまで郷土教育資料『干拓後の八郎潟とその周辺地域の変容』を刊行し、『広報八郎潟』で「八郎潟への思い」を連載するなど、使われていた漁具や漁法、生息していた生き物、水生植物などについて、過去と現在を比較しながら詳細に記録してきました。本書はその集大成としてまとめられた一冊です。
この他に八郎潟の移り変わりや伝説がわかるような資料を紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2017年11月9日(木)~12月5日(火)
『ごじょうめのわらしだ』
大石清美/絵と文 秋田ふるさと育英会/発行 秋田文化出版/発売 2017.8
昭和30年代の秋田の暮らしや子どもの遊びを絵と方言で描いた「なつかしのごじょうめのわらしだ」が「広報ごじょうめ」誌上に長らく連載されています。今回20年240回分の連載を収録した『ごじょうめのわらしだ』が出版されました。
この他にも懐かしい秋田の暮らしや遊びなどが描かれた資料を紹介しています。ぜひ手にとってご覧ください。
展示期間:2017年10月5日(木)~11月7日(火)
『風と土の秋田 二十年後の日本を生きる豊かさのヒント』
藤本智士/著 リトルモア/発行 2017.8
2012年7月から2016年3月に秋田の魅力を紹介するフリーペーパー『のんびり』が発行されていました。
編集長を務めた藤本智士さんは、在住者には当たり前すぎて気づかなかった魅力を県外在住者の視点から、紹介記事を執筆しています。
それらを再構成し、1冊にまとめたものが『風と土の秋田 ~二十年後の日本を生きる豊かさのヒント』です。
今回は、『のんびり』とともに、そこで紹介された秋田の魅力を知ることのできる資料を紹介しています。
展示期間:2017年9月7日(木)~10月3日(火)
『第16回国際花火シンポジウム記録集 大曲の花火~春の章~「世界の花火 日本の花火」』
第16回国際花火シンポジウム実行委員会/編 第16回国際花火シンポジウム実行委員会/発行 2017.6
今年4月に大仙市で開催された「第16回国際花火シンポジウム」の『記録集』をご紹介しています。
研究成果の発表をはじめ、シンポジウムに合わせて開催された「大曲の花火 ~春の章~」などイベントの様子、参加者の楽しさのあふれた表情など、とてもよく伝わってきます。
この本以外にも、花火についての資料も紹介しています。ぜひ、ご利用ください。
展示期間:2017年8月3日(木)~9月5日(火)
『図録湯沢市の文化財』
湯沢市教育委員会/編 湯沢市/発行 2017.3
平成17年に旧湯沢市・雄勝町・稲川町・皆瀬村が合併し、現在の湯沢市が誕生しました。
合併後、市内の文化財について初めてまとめられたのが、今回の『図録 湯沢市の文化財』です。
私たちが目にすることができない個人所有のものまで掲載されているのが、こうした図録ならではの魅力です。
この本以外にも、県内の文化財について知ることのできる資料も一緒に紹介しています。ぜひ、一度ご覧ください。
展示期間:2017年7月6日(木)~8月1日(火)
『句集 黄鶺鴒』
鈴木修一/著 文學の森/発行 2017.4
長年、高等学校国語教師として活躍されている鈴木修一氏(『海程』同人)が、第一句集『黄鶺鴒』を発刊されました。
是非、手にとってご覧ください。これとともに、秋田県出身者や在住者の俳句集も展示しております。
展示期間:2017年6月8日(木)~7月4日(火)